当院では2018年6月より、脱毛にお悩みの方向けに、蓄熱式レーザー脱毛機器ソプラノアイスを導入しておりましたが、2023年1月より更に効果の期待できるソプラノアイスプラチナムに機種を変更いたしました。
元々蓄熱式脱毛の特徴は、「毛を生成する働きを持つ組織」であるバルジ領域にアプローチすることで、発毛を阻止する、または発毛を抑制することだったのですが、更に今回の機種になって3波長になるため低出力のレーザーを連続して肌の広範囲に照射します。
これまでのレーザー脱毛と異なり、以下のような特徴があります。
1.痛みが少ない
蓄熱式ではない従来のレーザー脱毛と比較して、1回の照射あたりのエネルギー量が半分以下ですので、施術時の痛みが大きく抑えられます。さらに強力な冷却装置を組み合わせることで、低刺激と高い安全性、そして効果のすべてを快適に実現できる機器となっております。
そのため、痛みのために施術を避けていた方や、小・中学生といったお子様であっても施術を受けていただけます。
2.日焼けした肌も安全に施術できる
メラニン色素に向けて照射する従来のレーザー脱毛では施術が難しかった日焼け肌や、肌の色が濃い方でも安全に脱毛することが可能です。
3.ムラのないキレイな仕上がり
照射ヘッドを動かしながらまんべんなく照射するため、肌全体をムラのないキレイな仕上がりにすることができます。
今までのレーザー脱毛
高出力のレーザー脱毛は、高出力のレーザーを1発ずつ照射し、毛根にダメージを与えて脱毛するもので、強い痛みを伴いました。また日焼け肌や、肌の色が濃い方ではやけどのおそれがあり施術できないこともありました。
当院の治療機器
施術時の痛みが大きく抑えられ、小・中学生といったお子様でも施術を受けられます。さらに日焼け肌や、肌の色が濃い方でも施術を受けていただくことが可能です。
治療内容
- ソプラノアイスプラチナムは、「蓄熱脱毛」による痛みの少ない医療レーザー脱毛機です。
- ソプラノの蓄熱脱毛は、低出力のレーザーを連続照射(1秒間に10発照射)し、毛包周辺の毛の成長に関わる組織を徐々に温度上昇させて熱を蓄え、組織を破壊するため、毛包周辺組織の急激な温度上昇が起こらず、疼痛の少ない脱毛が可能です。
- ソプラノアイスプラチナムのトリオハンドピースは、世界初の「3波長レーザー(755nm、810nm、1064nm)同時照射による蓄熱脱毛」が可能なため、毛根が深い毛から浅い毛までレーザーが届き、様々な深さに毛が生えている部位にもまんべんなく熱が届きます。
- 755nm(アレキサンドライト)はメラニン吸収率が高く、1064nm(Ndヤグ)は水分吸収率が高いため、その中間の810nm(ダイオード)と合わせて3波長になったことで、より蓄熱の温度上昇効率が上がり、濃い毛からうぶ毛までより効果的に脱毛が可能です。
- 施術方法は、ジェルを塗布し、単位面積あたりに規定のエネルギー量が加わるまでハンドピースを動かしながら塗り絵を塗りつぶす様にオーバーラップさせて照射します。
(※従来のワンショット式照射も可能です。) - ソプラノの蓄熱脱毛は、基本的にはその場でポップアップ(毛が飛び出る現象)は見られず、施術後1~2週間かけて徐々に減毛していきます。
蓄熱脱毛®とは?
「脱毛で痛い」「日焼け肌は脱毛NG」の悩みを解決!!
痛みが少ない!日焼け肌 OK!の医療レーザー脱毛(蓄熱脱毛Ⓡ)
蓄熱方式により実現した、
子供でも受けられる痛みのない脱毛
すべての肌の色、毛の色・太さへ対応する
3波長同時照射
脱毛方式
従来の脱毛方式 (HR モード)
従来のレーザー脱毛では、高出力のレーザーを1ショットずつ照射する方式が用いられてきました。それには、疼痛や熱傷のリスク、色の薄い毛や細い毛が逆に太くなってしまう(硬毛化)などの問題もありました。
蓄熱脱毛®方式 (SHR モード)
蓄熱脱毛®方式では、低フルエンスのレーザーを最大10Hzで連続照射することで、皮下に熱を蓄積させて脱毛する方式です。
従来の照射方式 (HR モード) の半分以下のフルエンスで照射するため、照射時の疼痛や熱傷、硬毛化のリスクが大きく抑えられています。
蓄熱脱毛®
2002年にAlma Lasers社で考案された無痛脱毛システム。
パルスレーザーを高速で連射することで、毛包だけではなく、毛包周辺組織の温度を上昇させ、関連因子 (毛包幹細胞, 成長因子など)にダメージを与えて脱毛効果を得る。
施術間隔と施術回数
施術回数:基本的に8回程度は必要です。(※男性のヒゲの場合は10回以上かかる場合が多いです。)
施術間隔:1~2ヵ月
副作用
基本的には副作用は少なく、ダウンタイムはありません。稀にレーザー照射後に痛みを感じる事、熱さを感じることがございます。また、少し赤みが出ることがありますが、通常数時間以内に治まることがほとんどです。 (※副次的な効果・作用として、アトピー性皮膚炎・色素沈着・ニキビ肌などの改善が見られた症例がこれまでに報告されています。)
リスク
基本的にハンドピースを動かしながらレーザー照射している限りは、火傷等のリスクは極めて低い安全な施術です。(皮膚の色が黒い方でも施術可能です。) ハンドピースのレーザー照射面は、コンタクトクーリングにより強力に冷却されており、皮膚表面を保護しています。(※ただし、施術操作方法によっては極稀に熱が局所的に集中し、軽度の火傷になる可能性があります。)
施術の流れ
- 1カウンセリング
- 施術部位の肌の状態などを医師が確認いたします。
- 2ジェルを塗布
- 施術を行う部位にジェルを塗ります。
- 3レーザーを照射
- 照射ヘッドを動かしながらレーザーを照射していきます。 次第に蓄熱され、温かく感じます。
- 4終了
- 照射が終わりましたらジェルをふき取り終了となります。治療直後は赤みが残ることがありますが、1日程度で治まります。
- 5アフターケア
- 1~3週間で自然と毛が抜けていきます。
次回の施術は1~2か月後に受けていただくことをおすすめします。(通常1~2か月ごとに、6~8回行います。必要な回数には個人差があります。)
※毛の量、太さや肌の色により個人差がありますが、基本的には8回程度は施術が必要です。
※人の毛には成長期、脱毛期、退行期があり、成長期の毛にもっとも効果があります。そのため、どの部も数回の施術が必要となります。
※レーザー脱毛の前日までに施術部位の無駄毛を剃ってきてください。毛を抜いたり、脱毛クリームは使わないでください。剃れなかった場合には当院来院後に処理致しますが、別途 2,000円の剃毛料がかかります。
※わき脱毛希望の方はタンクトップ、ノースリーブが望ましいのですが、それ用のウェアも用意しております。
※施術後、入浴はかまいませんが、ごしごし擦ったり、熱い湯に長時間つからないようにしましょう。
また大量に汗をかくサウナや運動は控えて下さい。強い日焼けも施術前後はおやめ下さい。
※当日は時間的に難しいため、 事前に剃毛をお願いいたします。
※1ヶ月から2ヶ月に一度の施術をおすすめします。